2012年07月04日

家電の今後

日本企業の独壇場と言われていた家電が、韓国勢の大敗して今後の展開はどうなるのか、
日本企業の今後の展開を考える上で良い試金石と思える。
よく言われるのは、TOPになることよりTOPを維持していく事の方が難しいと言うが、
ノキアも盤石のTOPを走っていたが、サムスンに抜かれた。
ノキアのTOPは十数年間、日本企業がTOPでいたのが20〜30年くらいだから、
これから韓国の企業のTOPはどのくらい続くのだろう。台湾、中国企業が、そろそろ狙いを
定め初めている。彼らの戦いは熾烈を極めていくだろうが、日本企業はどうなのだろう。
私が思うのは、この大量生産・大量販売というボリュームゾーンから撤退して行くのだろうと思う。
日本企業の様に、丁寧の開発して親切にアフターフォローをしている企業には合わない世界だからだ。
それこそ、韓国・中国の国民性に合わない、そのサービス精神が日本人の特徴だし、
それが評価される世界が日本企業が向かう所だろう。
しかし、韓国企業も中国企業も製品の根本開発は日本企業から持っていっているが、
他人の開発したもので美味い汁を吸うのも、いつまで続くのだろう。
今、日本から大量の技術者を引き抜いているが、自分達の開発で無いもので、
いつまでTOPが維持できるか、それも見ていたい。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:29Comments(0)日記