2013年01月16日

金融資本主義

まだまだ金融資本主義などという、たわごとを信じている人がいるが、
経済の基本は実体経済だ。
なんの事は無い、額に汗して働いてモノやサービスを作り出すことだ。
それに対して金融というのは仮想の経済だ。
あくまでも流通や情報の伝達が遅い時代に、その時間差やサービスを埋めるために成立したものだ。
つまり現在の様に、モノやサービスがあっという間に世界をかけ巡る場合、
金融におけるビジネスの正当性は疑問なのだ。
金融は付加価値を生まない。同じ大きさのパイの分け方を変えるだけだ。
つまり経済の補助的なもので、経済の本体ではない。
だから、金融がひとり歩きすると博打を打つのと変わらなくなるのだ。
今の時代は博打うちが、まっとうな商人に金の動きを指図する様だ。
昔から博打うちは、日中は人目につかないスミを歩いて、
まともな人間の邪魔にならない様に生きてきたはずだ。
デリバティブやガバナンスなどと横文字を使って博打を打つなどは、詐欺に近かろう。
額に汗する人に金が周り、働く気があればいくらでも稼げる。
それがまっとうな世の中だと思うのだが・・
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 15:45Comments(0)経済