2015年05月21日

中国の自動車生産

トヨタが中国で自動車生産の新工場を立ち上げるという事で、
日経あたりが随分騒いでいた。
しかし、先日の記事をよく読んでいたら、どうも怪しい雲行きだ。
トヨタの新規の投資額は1千数百億、その中で中国工場は5百億と聞いていたが、
実は中国の会社と折半なので、2百50億程度なのだ。
それでも大きと言えるが、トヨタの投資規模からすると微々たる数字だ。
本日の日経の記事だと、供給過剰なので慎重になったと言っているが、
わたしが思うのには、中国経済が思いのほか悪いという情報を得ているのではないだろうか。
自動車の投資は3年後以降の市場の状態を見越して行うという。
その3年後の中国経済は、かなりヤバイのではないだろうか。
AIIBがあれほど急いでぶち上げたのも、デフレスパイラルに落ち込む前に、
財政手当てをするつもりであると思うのだ。
外貨準備が3兆ドルあって日本の倍以上(3倍近い)だが、
昨年だけで6千億ドルを崩す結果になっているという話だ。(日本は何年も崩していない。)
単純計算で5年で・・・・・・恐ろし!!!
それから考えると3年先は、ワーオ!!
私は、そう思うのだが、各各方(おのおのがた)気を付けなされよ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:00Comments(0)経済