2015年05月23日

若者教育の問題

社員教育をやっていて最近感じるのだが、何処か根本的なところで、
ボタンをかけ違えて居る若者を発見する。
それは、教育を受ける時は良いのだが、実務になると突然手を抜くのだ。
一つ一つの作業はきちんとこなしているが、
目を離すとスマホに意識が行っていたり、
肝心な所で大ポカをする。
注意をしても悪びれもせず、ニヤついて本気さが見えない。
しかし、彼は真面目に仕事をしているつもりらしい。
聞くと学生時代からアルバイトを長くやっていたらしい。
その時の指導していた人の悪口も聞いた。
その彼は、社会人としての実績で自信満々なのだ。アルバイトだが・・
どうも、その時に悪い癖が付いた様だ。
立派なアルバイトとちゃんとした会社員の違いが解らない様だ。
アルバイトはマニアルレベルをクリアすれば良いが、プロを目指す社会人は、
高い理想を持って人間性も評価対象になる。
この程度で良い、では済まないのだ。
しかし、成果主義社会の中で、リストラにされた親の世代を見ているので、
どこか覚めた見方をしているのだろう。
ここのボタンをかけ違えていられると本当に困る。
若者を蝕んでいる心のの暗闇が見える。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:27Comments(0)日記