2016年01月30日
ドイツの蹉跌
ドイツと言えば第二次大戦中に日本とは同盟をして、
負けた国であり、私も若い頃はドイツにはアメリカや欧州の国より、
親近感と尊敬を抱いていた。
医学はドイツ語が必修であり、科学技術もドイツ発祥のものが多かった。
プラモデルが好きだった子供の頃、飛行機や戦車・軍艦が好きだったが、
零戦・大和などの他では、ドイツの戦車、飛行機などお気に入りが多かった。
そんな事もあり、ドイツ人は勤勉であり頭の良い技術者研究者が多く輩出していた。
良く友人がドイツに行きパブなどで、一杯やってると、
日本人と解るとドイツ人が近づいて来て「今度やるときゃイタ公抜きでやろうぜ」と
言ってきたといい、痛快だと思ってもいた。
しかし、最近のドイツの情勢はそうでは無いようだ。
勤勉で厳格な、あのドイツ魂という様ではなく。
グローバル経済の中で生き残る事を至上命題として、それに順応してきた。
結果、熟練の職人技より安い人件費の移民を使い誤魔化して来た。
移民は安い人件費で仕事をするので、元々のドイツ人の人件費も下げてきた。
企業は多くの利潤をあげ、グローバル経済の優等生となった。
しかし、よく考えれば解るように、
元々のドイツは高い技術と職人の技術で成り立って来たのだ。
それを移民に教えた技術者はお払い箱にして、移民のトルコ人を使ったのだ。
またトルコ人は良く働き、その子弟を学校に入れ、
2世は高学歴なエリートになった。
苦労した親なら当然の行為だろう。
そうすると、安い賃金では働かないし、マネージャーレベルの階級も与えねばならない。
しかし、ドイツ語を話しても、東洋人だ。
それは白人としてのドイツ人が許さない。
そして、仕事を求めるが技術や学歴の無い若者、
高学歴で能力が高いトルコ系の若者がいるが。
安い労働力を求め移民の受け入れに手を上げたのだ。
それも人道的という仮面を被って・・・。
その結果、欲しかった移民は6万人程度だが100万人の移民が来てしまった。
今やドイツは移民の国であり誇り高きゲルマン人の国ではないのである。
テレビなどのマスコミは余り報じないが、いまのドイツは滅茶苦茶な状態だ。
VMの排ガスの事件も偶然ではない。
グローバル化により国境無き経済を目指した結果だ。
これからどうなるのか解らないが混乱は随分先まで続くだろう。
さぁこれを見て、日本は何を学ぶのか、
それこそが後の日本人に何を残すかの境目となる。
グローバル経営大好きの竹中平蔵、答えられるか。
負けた国であり、私も若い頃はドイツにはアメリカや欧州の国より、
親近感と尊敬を抱いていた。
医学はドイツ語が必修であり、科学技術もドイツ発祥のものが多かった。
プラモデルが好きだった子供の頃、飛行機や戦車・軍艦が好きだったが、
零戦・大和などの他では、ドイツの戦車、飛行機などお気に入りが多かった。
そんな事もあり、ドイツ人は勤勉であり頭の良い技術者研究者が多く輩出していた。
良く友人がドイツに行きパブなどで、一杯やってると、
日本人と解るとドイツ人が近づいて来て「今度やるときゃイタ公抜きでやろうぜ」と
言ってきたといい、痛快だと思ってもいた。
しかし、最近のドイツの情勢はそうでは無いようだ。
勤勉で厳格な、あのドイツ魂という様ではなく。
グローバル経済の中で生き残る事を至上命題として、それに順応してきた。
結果、熟練の職人技より安い人件費の移民を使い誤魔化して来た。
移民は安い人件費で仕事をするので、元々のドイツ人の人件費も下げてきた。
企業は多くの利潤をあげ、グローバル経済の優等生となった。
しかし、よく考えれば解るように、
元々のドイツは高い技術と職人の技術で成り立って来たのだ。
それを移民に教えた技術者はお払い箱にして、移民のトルコ人を使ったのだ。
またトルコ人は良く働き、その子弟を学校に入れ、
2世は高学歴なエリートになった。
苦労した親なら当然の行為だろう。
そうすると、安い賃金では働かないし、マネージャーレベルの階級も与えねばならない。
しかし、ドイツ語を話しても、東洋人だ。
それは白人としてのドイツ人が許さない。
そして、仕事を求めるが技術や学歴の無い若者、
高学歴で能力が高いトルコ系の若者がいるが。
安い労働力を求め移民の受け入れに手を上げたのだ。
それも人道的という仮面を被って・・・。
その結果、欲しかった移民は6万人程度だが100万人の移民が来てしまった。
今やドイツは移民の国であり誇り高きゲルマン人の国ではないのである。
テレビなどのマスコミは余り報じないが、いまのドイツは滅茶苦茶な状態だ。
VMの排ガスの事件も偶然ではない。
グローバル化により国境無き経済を目指した結果だ。
これからどうなるのか解らないが混乱は随分先まで続くだろう。
さぁこれを見て、日本は何を学ぶのか、
それこそが後の日本人に何を残すかの境目となる。
グローバル経営大好きの竹中平蔵、答えられるか。