2010年04月16日

捨てる神と拾う神

先日、ちょうっとしたスキに傘を盗まれた事をブログに書いた。
今日は、その反対が起きた。
勿論、私が人の傘を黙って拝借したのではない。
車の中に傘は3本も置いてある。今日、雨が止んだので、車に傘を置いて、
中小企業の経営者の集まりに出た。
帰りに表に出たら雨が降っていた。
駐車場までだいぶ離れていたので、雨に濡rながら走って、
ガード下で、やれやれという事で、服を拭いていたら、突然声をかけれれた。
「おぞい傘だがつかうか?」と、自転車に乗った合羽を着たおじさんだった。
(とはえ私と10歳も違わないけど)自転車の荷台に古い傘。
「骨も折れてるけどつかえるよ」と言った。
瞬間、有り難うございます。と言ってそれを受け取った。
そして、もう一度有賀とございます。といった。
「うん」と言ってそのおじさんは走り去っていぅた。
お世辞にも良い傘とはいえない傘だけど、十分に役に立って濡れずに車にたどり着いた。
先日は買ったばかりの傘を盗まれていらいらしたが、
考えてみたら、その盗んだ人間に波長を合わしていたようだ。
ほんのちょっとの思いつきで、人に親切にする、そのおじさんこそ、
自分のスタンスだった。
なんか教えられた気分、でも小さな幸せ。
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 21:33Comments(0)日記