2010年09月01日

ノーブリスオブリージュ

ノーブリスオブリージュという言葉を聞いた事があるだろうか、
語源はフランス語なのだが、英語化している。
意味は、「強者の責任」又は「エリートの責務」などともいい、
武士道とも翻訳される。
なぜ、こんな事を書いたかというと、東京にある身障者が過半数を占める会社
しかも、健常者と変わらない給与で定年が65歳。
それを定年を上げようとしている。
70才の定年にしようとしているという話を聞いたからだ。
その会社は日本理化学工業、法政大学の坂本教授の本の「日本でいちばん大切にしたい会社」
の先頭に出てくる会社。
その話を聞きながら、多くの中小企業の経営者が感動して、
思った事が「ノーブリスオブリージュ」。
思えば遠くへ来たもんだ。
と思いながら、リストラをしたり、されたりしながら心がすさんで行った企業がなんと多い事か。
坂本教授が「リストラをする会社、下請けを泣かす会社の品物を買うな。」
全く同感と思った日。
成果主義は、強い物勝ちだけでなく、強者の責任も伴うものだ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 18:00Comments(2)中小企業