2011年10月20日

モノづくりの原点

頭でっかちな金融評論家や、経営コンサルタントが、日本のモノづくりは終わったと言っているが、
彼らが言っているのは、金融の数値や指標で言っている。
それは、短期的な世界ではそのとおりなのだ、半年から長くて5年位だろうか、
しかし、私が日本のモノづくりを言っているのは、人種性というか歴史というかDNAというか。
簡単に言えば、向き不向きだ。
欧米も中国、朝鮮半島も、狩猟民族が国を収めてきた。
かれらは、農耕民を奴隷として、穀物や宝物を奪って生活してきた。
だから、その中の農耕民も、すぐ逃げられる様に宝物を身に付け、じっくり作物を作ろうとはせず、
すぐ動ける状態でいた。
日本は島国で、元寇を除けば狩猟民族に犯される事なく農耕を続け、じっくりモノづくりをしてきた。
だからこそ日本には世界一古い1400年前の会社が今も現存しているし、
モノづくりの匠が多く現存している。
だから円高とか為替とかで、儲かる儲からないという目から見れば、不利な材料もあるけれど、
本質的には、世界一モノづくりにむいている民族なわけで、
一時的な為替や金の移動では決められない本質的な問題だ。
皆さんももし機会があれば、優良な中小企業の現場を見ると良いですよ、
こんな小さな会社が世界最先端の科学技術を支えているのか、という技術はいくらでもありますよ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:22Comments(0)中小企業