2011年10月25日
指導者の要件
松下幸之助の本を読んでいたら、指導者の要件という事で書いていた。
それは、指導者は部下の為に死ねるか?という事だった。
例にしたのは、高松城主の清水宗治、秀吉に水攻めをされて、にっちもさっちも行かなくなって、
自分の首と引き換えに、部下の命を助けて欲しいと申し出た。
秀吉が了解すると、船で漕ぎ出して見事に腹をを切った。
これを見ていた敵味方双方の兵隊が大喝采をしたというもの。
戦国時代の日本人の美意識が、そうさせたのだろう。
幸之助は、それを指導者だと言うのだ。当然、今は腹を切る事も無いだろうけど、
それ位の覚悟は必要なのだろう。
そう言えば、戦後GHQに財閥指定されて潰れる寸前になった時、
松下電器の労働組合がGHQに、幸之助が労働者をこき使う様な財閥指導者では無いと
嘆願書を提出した事で、GHQが考え直したという。
すくなくとも幸之助が部下から信頼されていた指導者である事は間違いない。
そして、これをハーバードビジネススクールでは教えてはくれないはずだ。
それは、指導者は部下の為に死ねるか?という事だった。
例にしたのは、高松城主の清水宗治、秀吉に水攻めをされて、にっちもさっちも行かなくなって、
自分の首と引き換えに、部下の命を助けて欲しいと申し出た。
秀吉が了解すると、船で漕ぎ出して見事に腹をを切った。
これを見ていた敵味方双方の兵隊が大喝采をしたというもの。
戦国時代の日本人の美意識が、そうさせたのだろう。
幸之助は、それを指導者だと言うのだ。当然、今は腹を切る事も無いだろうけど、
それ位の覚悟は必要なのだろう。
そう言えば、戦後GHQに財閥指定されて潰れる寸前になった時、
松下電器の労働組合がGHQに、幸之助が労働者をこき使う様な財閥指導者では無いと
嘆願書を提出した事で、GHQが考え直したという。
すくなくとも幸之助が部下から信頼されていた指導者である事は間違いない。
そして、これをハーバードビジネススクールでは教えてはくれないはずだ。