2013年06月15日

3Dプリンタは脅威か

NHKで、これからは3Dプリンタに時代だといっていたが、
たいして気にしていなかった。しかし、中小企業の経営者が、したり顔で
3Dプリンタは日本にとって脅威などいうのを聞いていて、がっかりした。
その経営者はIT分野の経営者だからそう思うかも知れないが、
日本の将来にとって脅威にはならない。
多分脅威になる分野というのは、すでに10年以上前に決着がついている。
もし日本に同じ仕事が残っているとしたら、すでに3Dプリンターを使用していて、
先端を走っているはずだ。
3Dプリンタについては既に10年以上前に実用化され、数年前の製造業の
新製品ブースでは所狭しと並んでいた。
だから私の知人の経営者もそれを利用してのビジネスについて多くの資料と
情報を持っていた。
それを今更発見した様にいうのは、役人なら解るが、実際のビジネスマンでは
すこしのんびりし過ぎではないかと思う。
実際それで食べている製造業の人達の勉強量は、経済書をかじった位の
コンサルタントなどは恥をかくだけだ。
プロは最先端で戦っている。つまりはNHKが見つける頃には、何年も先に進んで
いるというものだ。
現場・現実・現物というが、今の経済社会は、経済という名の戦争をしている。
最前線は常に厳しいものだ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 12:41Comments(0)経済