2014年02月04日

宴の後のさみしさは

円高、株安が止まらない。
それこそグローバル金融の金が、
安全地帯を求めてのたうちまわっている図だ。
アメリカのFRB議長はベンバーナキンから
ジャネットイエレンに2月1日から変わった。
じゃぶじゃぶと金融緩和をして、ヘリコプターから金をばらまくと言った。
ヘリコプターベンが引退し、金融の引き締めを託されたイエレンになった事で、
BRICSを潤していた金の蛇口が確実に締められる。
ブラジル、ロシア、インド、支那、南アフリカの血流がどんどん細くなってくる。
アメリカの都合で開いた蛇口は、アメリカの都合で閉められる。
不思議な事にマスコミでは、ブラジル、ロシア、インド、
南アフリカの窮状は記事になるのだが、
出鱈目が最もひどいはずの支那については、出て来ない。
私はむしろ支那以外の国の再生が以外と早いと見ている。
特にインドはイギリスとセットで考えていい気がする。
イギリスは再生の方向を出している。(彼らはバブルを起こし、バブルを弾かせる。)
インドは、イギリスの文化圏になるので、それに追随するだろう。
さて支那なのだが、すくなくとも不動産バブルは、はじけているので、
シャドーバンキングのデフォルトは間違いなく起きるだろう。
どこまで中国共産党が力づくで民衆の暴動を押さえ込む事ができるかだが・・
習近平のチキンゲームが続く。
そして日本だ。グローバル資本の金など呼び込まなくてもいい。
所詮連中の金は、見せ金で、自分が金を吸い上げる為の呼び水だ。
日本は、日本国内で日本の金を使えば宜しい。それでGDPが上がれば
職場も出来れば賃金も上がる。
日本は既に成熟社会で世界一の債権国だ。
それを若い日本人に投資して、日本に税金を払ったもらえば、
何も困らない。働きもせず金を稼ぎたがっている
グローバル投資家連中のかねなど所詮紙切れだ。魂などはない。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 15:47Comments(0)経済

2014年02月03日

若者たちの興隆

しかし、STAP細胞の小保方さんには驚いた。
IPS細胞の山中先生のノーベル賞も驚いたが、
学会の壁を破った彼女もすごい。
もうすぐソチ五輪が始まるが、新しい競技で日本人のメダル候補も目白押し。
そう思っていたら、バレエの世界大会でワンツーで男の子と女の子が独占。
野球界やサッカー界でも世界に通用する人間が多く出てきている。
それぞれに誇らしく日本の若者が世界に雄飛している姿は嬉しい。
ただ朝のテレビでコメンテータが、ここぞとばかり、
ゆとり教育は良い部分もあった。
詰め込み教育などは古い、などと持論を展開していたが、
かわいそうな人たちだ。
優秀な若者が出てくる理由は、ゆとり教育と詰め込み教育のどちらかと
いうような二元論ではない。
どんな思想信条にも長所と短所がある。
短所があるから全て悪いとか、長所があるから全て良いとはならないのだ。
どんな事でも長所を伸ばし、短所に対策しながら、手探りで進める事だ。
若者が興隆する理由をあげれば、やはり経済の問題だろう。
どんなに才能があっても、経済的に許されず涙を飲む若者は世界中に多い。
日本もすごく良い訳ではないが、BRICSをはじめ世界の経済がおかしい。
あのブラジルの世論さえが、ワールドカップをやる予算を教育の回せと言っている。
実は、まともなのは日本だけなのだ。
そして、日本社会自体が、まともなのだ。
隣の国で偽の万能細胞で、一国が大騒ぎして無駄金を使ったが、
それは、自分の出世欲で功を焦った結果だ。
日本の研究者達の目的は、社会貢献だ。人の役に立ちたいというものだ。
そしてそれを社会が受け入れているのだ。
多くの人が助けている。
その土壌がある日本社会こそ本当の誇りだろう。
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:39Comments(0)教育