2014年05月04日

2、経営者、豊臣秀吉

この人の描写は難しいが、人たらしがうまいという事から
一流の経営者の資質が見える。
どんな優秀な人間、たいと天才でも一人がなしうる事は、限界がある。
勿論、大きな仕事は天才だけでは成し遂げられない。
才覚とうい言葉があるが、この人にはぴったり当てはまるだろう。
グローバル資本に雇われた優秀な経営者が、次々と利益を上げていく
そんな感じの人だ。
働く事が何より好きで24時間働くことで、道を開いてきた。
ところがある日突然、自分がTOPになる道が開けた。
それまでは、天才の経営者の下にいたので考えもしなかったが道ができた。
なので反射神経で天下をとってしまった。
それは良かったが、最初からトップをめざさなかったので
ビジョンがしっかりしていなかった。
不幸な事に成り上がったので譜代が弱い。
しかも肉親の縁が薄かった。
グローバルな時代を駆け抜けて来たが、自分以外頼りになるものがなく。
次に世代に受け継がせたいと思いながらも、一代で終わってしまった。
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:37Comments(0)日記