2014年07月22日

少女誘拐と日本社会

岡山で少女が誘拐され犯人が逮捕された。
50歳近くなり11歳の少女を誘拐するとは、不届きな男だ。
ご両親はさぞかし心配したのだろう。
無事帰って来た事は何よりだった。
最近この手の少女誘拐が日本国内に多い。
しかし、その内容が欧米や中韓などと全く違う。
欧米は、明らかにイタズラ目的、中韓はいたずら目的と販売目的だ。
ところが、日本の場合は、恋愛感情だというのだ。
恋をした少女と一緒に居ることで、
将来結婚をする人間関係を作りたいというのだ。
それは、勿論身勝手な話で、親御さんからすれば、とんでも話なのだ。
しかし、恋愛と芸術が紙一重の部分もある。
例えば、川端康成が有名だ。
「眠れる美女」などは、彼の少女への恋愛感情の集大成と言われる。
宮崎駿に出てくる主人公は、12歳位の少女を中心にした作品が多く、
ジブリの最新作「思い出のマーニー」も、恋愛ではないが、
少女が持つ心の陰影を描いた作品だ。(昨日観たのだが。)
日本も明治の時代まで、
40歳近い男が10代前半の少女を嫁さんに貰っていたという。
そんな事もあったというから、これらの事は性向や趣味というには、
広すぎる問題だろう。難しい。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:07Comments(0)日記