2015年06月01日

安全保障論議の欺瞞

今国会で安全保障論議をしているが、
共産党はともかく民主党などの野党の質疑は最低だ。
「自衛官の安全確保」という嘘を言いながら、
結果、自衛官が危険になる様な所にに追い込む論理をしている。
理由は簡単だ、現在の安全保障を進める必要性は、中国の海洋進出にある。
もっと言えば中国、北朝鮮を押さえ込むために、
日米が共同で作戦をとる事を目的としているのだ。
しかし、憲法9条の制約があり、議論を進めていくと、
自衛官は、中国、北朝鮮(ロシアもあるが)の兵隊により、
殺戮されなければ手が出せないという事に成りかねない。
つまり、安保法制の事態を突き詰めれば、ポシティブリストの追求となり、
攻撃出来る条件が狭められてしまうのだ。
そんな事は中国、北朝鮮は百も承知であり、
そこから漏れている点を聞き耳を立てて攻めて来ているのだ。
尖閣では、それがフルに実現したのだ。
しかし、石原氏に機略で奴らは、一歩遅れてしまった事が現実だ。
なので、野党の質問は自衛官を丸腰にする為の努力と言って間違いない。
政府は強行採決せざるを得ないだろうが、
「自衛官の安全確保」をお題目に、自衛官を丸腰にしようとする、
左巻きの連中に腹が立つ。
綺麗事を言いながら、一番の敵は・・・・。バイコクドの文字が相応しい。
これでは、自分の子供や孫が自衛官になりたいと言ったら本当に困る。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:29Comments(0)日記