2015年06月23日

金融の欺瞞

昔銀行が自己資本比率が8%無ければ健全ではないと言う事で、
世界のトップ4行を誇った日本の銀行は、世界中の金融機関から叩かれ、
現在は、遥か下の地位に落としめられた。
世界の標準を守れとの事であった。
そして格付け会社がドンドン格をおとし、欧米の銀行に食いちぎられた体だ。
しかし、リーマンで解った事は欧米の銀行は、こぞって自己資本比率を割り込み、
日本の4行だけが健全性を示していた。
格付け会社は、それらに目をつぶり、多くの人が格付け会社のお陰で財産を失った。
そしてAAA+だった会社が一番先に吹っ飛んだのだ。
格付け会社も欧米の金融機関も見なかった事にして、今も営業を続けている。
金融機関とはかくも欺瞞に満ちたものだ。
彼らがした事と言えば、株の仕手戦。
しかも、大昔、日本が江戸時代に普通に有った手口でしかない。
いつまで、彼らの手口を有り難がっているのだろう。
経済情報誌は、その責任に於いて独り立ちしなければ、
遥かに国民の方が勉強をしている。
時代は変わったのだ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 15:04Comments(0)経済