2015年11月10日

失われた20年の本質

日本経済は「失われた20年」を経て、なんとか持ち直そうとしている。
ただ消費税は見事に足を引っ張り、デフレ回帰に向かわせている。
それこそ長期に入院していた野球選手が練習に復帰した
とたんに1000本ノックをしている様だ。
それでもなんとかやっているのが現在だ。
では20年間の低迷の原因は何か。私は3つだと思っている。
1、白川日銀総裁の引き締め政策
(こやつとそれまでの前任者がやった日本企業殲滅計画)
2、中韓の為替操作
(1、の政策で弱っている日本企業を更に叩くための為替の安誘導)
3、中韓の産業スパイ
(産業スパイという様な簡単ものでなく国ぐるみで情報機器を使い技術を盗んだ。)
勿論、3、には国賊議員が我が国にいて、その議員の指導で情報流出させたものも多い。
これらが原因で日本経済は弱体化したものだ。
今、この1、が直り息を吹き返し始めたのだ。
2、3、は、まださかんにやっているが、これらを続けている事は、IMFも皆知る所となっていて、
いつまでもヤってると中国元は国際通貨にならないし、韓国もTPPに入れない理由なのだ。
3、については、国もやっと腰をあげてサイバー上のスパイに目を光らせ始め。
新日鉄住金のポスコ提訴で抑え始めた。
この20年生き延びてきた中小企業の経営者の塗炭の苦しみと言えるだろう。
これからは少しは経済は上向くだろう。
ただ心配は、経営改善意欲の減退だ。
20年前私は多くの企業に頼まれ、現場改善に付き合った。
それにより5%10%と生産性を上げて競争に打ち勝とうと全社努力をしたのだ。
ただ、それを上回る為替操作によるダメージで、それらの努力をするより、
海外に出るのが楽になったのだ。
だから、急に日本に帰ってきて努力をしろと言ってもやり方が解らない。
そんな今の企業に経営改善意欲とその習慣を如何に根付かせるか、
それが出来てこの国の未来が明るくなるのだ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 13:53Comments(0)経済