2016年10月04日

血のない戦争

プーチンがシベリア鉄道を北海道へ繋げたいとか。
ガスのラインを繋げるのは良いが、人間が来るには・・・と。
しかし、プーチンの期待は痛いように解る。
戦争国家アメリカに付き合ったソ連は崩壊し、
戦争しか能力の無いロシアが残った。
石油が売れているうちは良いが、原油の値が下がれば、
経済は持たない。
ロシアの国民の生活は、どんどん落ちていく。
国民は減り始め、今のロシアは日本と同じ位の人口まで減った。
そしてヨーロッパに近いほうに人口が集中している。
つまり、ロシアはヨーロッパの小国に向かっている。
しばらくは軍備で脅かせるが、人口が日本以下になり、
ヨーロッパに集中したら、今のロシアの大半は中国人が住むのだろう。
その中でプーチンは日本の技術と資本は欲しいのだ。
ロシアが大国を維持するには、この北方の地に、農業や工業の拠点が欲しい。
そして日本と地続きになれば、ヨーロッパより繁栄する目がある。
何より中国に押さえを利かされるのだ。
それは、日本にもチャンスなのだ。
ロシアは日本を侵食する意思はない、そこを巧く利用すれば、
中国への押さえでロシアが使える。
そして経済で豊かにする事で、
戦争をする理由を無くす事へ繋げられるのだ。
経済は血のない戦争。
豊かさを共有せれば、敵にはならない。
中国、北朝鮮を押さえるには、アメリカより、ロシアのほうが役に立つ。
プーチンと安倍さんが話す時、一番嫌なのは習近平。
問題は、戦争国家のアメリカ。
日本は、血のない経済戦争でこそ世界に勝ち目がある。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:58Comments(0)日記