2016年10月28日

皇族の政治利用

皇族を政治利用してはいけないというのが、我が国の国是であり、
今回、薨去(こうきょ)された三笠宮様は、特にそうであった。
三笠宮様は参謀として中国戦線に向かわれた。
そこで見た戦いの非情さの中で、
天皇家の神官としての血が戦争の残虐性を忌み嫌ったのだろう。
だから日本軍の戦争行為が残虐であり、見るに耐えない状況なので、
お怒りになったのであろう。
他の国の人間が残虐であったとしても、日本人は、そうあってはいけない。
というのが、日本の天皇家の神官としての立場なのだ。
中国戦線は、まともな戦争などではなかった。
第一に中国兵は平服でやってきて、
戦闘服の兵隊にしか武器を向けない日本兵を殺戮して行った。
平服で兵隊をだまし討ちにしている便衣兵は、捕まえても捕虜ではなく、
スパイとして殺処分が当時の常識だった。
三笠宮様の捕虜を・・・は、間違い。
(南京大虐殺のデマ写真に使われたのも、便衣兵を捕まえた写真)
当時の中国人は、そういうゲリラ戦しかしない。
結果、多くの日本人をだまし討ちにした、そんなスパイを捕まえた時、
新兵訓練に、処刑をやらせた事は、我が父から聞いている。
私の亡父は、近衛隊なので三笠宮様の配下だったろう。
それから聞いた話だ。
戦争は人殺しだ、誰もやりたくない。
我が父も速く戻り農業をしたかったのだ。
しかし兵隊は戦うのが仕事、やらねばならぬのだ。
三笠宮様の気持ちは、天皇陛下の代弁であり、
戦争そのものを嫌い、日本人はそれに首をつっこむ事を嫌ったのだ。
日本人が残虐な民族な如く思っていた訳では談じてない。
日本のマスコミはこの期に及んで、
まだ三笠宮様を政治利用しようとしているビデオを流している。
日本人が戦争犯罪人が如くの。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:35Comments(0)日記