2017年02月22日

神とカミは違う

神とカミは違う。
昔、ある神主さんから聞いた。
明治時代キリスト教の宣教師はgodを神と訳した。
すべてはそこから間違いが始まる。
日本にいる八百万の神様達は、とても人間に近い。
間違いもするが、改心もして進化する。
その決定的な違いは、キリスト教的な神は全知全能、
宇宙すら作ったものを言う。
それに比べ、日本で神と呼ばれていたものは、
宇宙があり、そこに生まれ出たものであり、
我々の魂の祖先でもある。
神道でいう神様は我々の魂そのものである。
西洋の神様は我々とは違うところにあり、存在する。
だから生死感も違うのだ。
日本神道からすれば神から肉体を得て、この世に出てくる。
肉体が滅びれば、神の元に戻るだけだ。
西洋では肉体の死は、魂の消滅であり、
神様の気分で再生させるのでゾンビになる。
やっぱり日本の神様が良い。
だって亡くなっても、先に逝った多くの皆様に会う楽しみは、
あったほうが良いから。
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:02Comments(0)日記