2012年03月15日

レアメタルが教えてくれる事

中国がレアメタルを売り渋っている事で、日米欧がWTOに提訴した。
中国は、環境保護の名目で強弁しているが、その腹はよく見えている。
当初、尖閣列島での問題で日本の脅しに利用し、その流れで世界へ脅しをかけた事は
誰がみても明らかな事だからだ。
戦後の歴史を紐解けば、中国のやり方は常に同じだ。
当初安い人件費を武器に、とんでもない安値でその市場を席巻して、
ライバルが倒産して無くなった事を確認した時、価格を何倍にも上げて暴利を貪る。
そうなった商品はいくらでもある。
レアメタルも、最近までオーストラリアとアメリカでも採掘していたが、中国製の安さに負けて
両方の国の企業が生産を止めた。
確か一昨年だと記憶しているが、すると中国企業が一目散のその企業の買収に動いた。
両国ともすぐに追い出したが、その時からレアメタルの値上げはタイミングを図っていただけだ。
それを見て日本の多くの企業は口には出さないが、代替えの材料の研究をしてあったそうだ。
ビジネスは厳しいと言えばその通りだが、日本企業はそのように動いているが、
この国の政府の音痴も酷いものだ、中国企業が水源の山を買い歩いたり、
自衛隊やアメリカ軍基地の隣接地を買い漁っても何も言わない。
中国は、自国の領土は他国には一切売らない、なので日本以外の国は中国に自国の土地を
売らない。それが世界の平均的なルールなのに、
この国の政府は、中国の言いなりの様だ。
売国土とは売国奴と言う事の様だ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:11Comments(1)経済