2013年03月23日

WBCリーダー考

残念な事にWBCの三連覇は出来なかった。
難しい事は解っていたので、選手達は良くやったと思う。
top4の力の違いなどコンディションで変わる位なものだろうから
勝負は時の運と言える。
ただ経営を考える私として個人的には、リーダーとしての山本監督は
非常に物足りない。
選手時代の山本浩二はスーパースターだった。
子供たちの憧れの的であったが、監督としての彼は落第点だと思う。
まず第一に結果で選手を評論してはいけない。
評論は解説者の役割、監督は選手の行動の最終責任者。
選手が失敗したとしても、その事を言ったら選手生命に関わる事を考えるべきだ。
後にイチローが内川を擁護していたが、あれがリーダーの態度だろう。
ミスや間違いは誰でもある。どんな良いバッターでも7割は打てない、3割そこそこだ。
だからこそダメで元々なのだ。
山本浩二は個人的には良い人だろうが、リーダーの勉強は十分では無かった様だ。
それを考えると王貞治はすごい。大リーガーでも子供の様に王のサインをねだった。
記録だけでなく人格も尊敬される人だ。
イチローが「王監督だけは恥をかかせる訳にはいかない。」
この一言がすべてではないだろうか。
この瞬間日本の優勝が見えた事だろう。
確かに人選は難しいが、結果を出すリーダーは、良い人だけでは無理な様だ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:00Comments(0)日記