2013年03月28日

中国経済の試練

中国という国が好き嫌いはともかくとして、経済は明らかにターニグポイントに来ている。
大企業の一部には、夢よもう一度と中国投資に走る企業もあるが、博打の逆張りに見える。
逆張りは、万に一つの可能性だが当たったらでかいので、捨て張りをする。
中小企業は中国を明らかにさけている。それは賢明な判断だ。
中国と韓国は通貨安政策で外資を呼び込み、高額な配当で投資を促進してきた。
その中で韓国はIMFの管理下で経済破綻した国家なので、
企業が稼ぎ出した利益の大半を海外の投資家と海外の銀行に巻き上げられ、
経済植民地としてニッチもサッチもいかない状態になっている。
これで円安で日本企業に競争力が戻り、配当が出来なくなれば、資本が海外から
入らなくなり、また経済破綻になる。しかし、ウォン安誘導をやりすぎてもうこれ以上
やれば自動的に破綻してしまう。
いずれにせよ日本から技術や金を巻き上げなければやって行けないだろう。
その理由が慰安婦では、おそまつとしか言いようがないが。
問題は中国だ。元を刷りまくって元安で外資を呼び込み、ねずみ講よろしく
高配当と釣ってきたが、ヨーロッパ・アメリカ勢は、したたかだから、そろそろ限界と見極め
投資を引き上げている。
本当なら日本政府も引き上げる指導をすべきなのだが(ねずみ講の限界に近いので)
元中国大使や政治家で国を売っている人間がいるので、亡国のマスコミと一緒に
中国投資をあおっている。
尖閣で正体が見えても、懲りない面々は、鉄仮面の如くだ。
しかし、中国経済は自国の経済力では現状を維持する事すら難しいはずだ。
日本の資産をすべて横取り出来れば良いのだが、本当に出来ると思っているのだろうか、
かといって韓国の様に経済植民地になるほど基本的な経済力も無い。
ハイパーインフレになる可能性は中国こそ本命だ。
経済破綻と革命両方の可能性が見えている。
いまの中国の上層部の力量では、楽観的な事には思えないのだが、
そういう事をいう評論家がいないのは、この国も怖い。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 13:09Comments(0)経済