2017年05月31日

アマゾン対ヤマト

ヤマトがアマゾンに対する当日配達の契約を終わる。
これは日本経済の変わり目を示唆する現象に思えて成らない。
アマゾンは世界を席巻したネット販売の雄だ。
別に言えばグローバル産業の雄とも言えるだろう。
対してヤマトは流通改革の雄だ。
勿論、グローバル化に対して徹底的に対応し、
見事に勝ち組としてやって来たのだ。
そのヤマトが時代の風の変わり目を読んで、
それに対応しようとしている。
それは、グローバル化の限界を見切った事だ。
グローバル化の限界とは、安い人件費がある事が前提だ。
ヤマトも仕事が少ない時代に家族を養うために、
大変な仕事と知りつつ頑張った人達が居たので成立したが、
人材が売り手市場の時は、他の業界以上の魅力が無いと、
人が集まらない。
それにいち早く手を打ったという事だろう。
さてアマゾンだが、ヤマトは日本の流通の雄で在る以上、
圧力は聞かないだろう。
他の企業も追随してくる事は事実だろう。
これによって気球やドローンで配達する空の時代になるかも知れない。
そんな時代に幕開けのサインの思える。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:13Comments(0)日記