2010年07月19日

正しさの問題

昨日の投稿は、夜中で誤字も多かったのだけれど、
その続きを、・・・
ある歴史の本からの引用なんだけど、ヨーロッパには騎士道という発想があり、
勿論、日本には武士道という発想がある。
なので、明治時代日本の武士道をヨーロッパの人々に紹介した時は良く理解され、
文明国としての基礎をアピールした。
しかし、アメリカという国は、そのヨーロッパ的な発想ではなく、開拓者として都合の良い
発想が、取り入れられたので「我々は常に正義」という発想になる。
だから開拓の邪魔をする悪者は叩き潰していい。となる。
日本では、歴史の研究をすると、征服者が被征服者と恨みをかわないように、
仲間になろうとする努力がみられる。
うちの王様長男で、おたくの王様次男だから、うちの家来がおたくの王様に失礼があっては
いけない。なんて感じの。
つまり100%の正しさなんてのは、うさんくさいものです。
だからアメリカ的文化の最後の所でしっくりといかないのがそのへんかも知れない。
出来れば共存共栄が日本的でいいのだけれど、
それを許さないのがグローバル化だとすれば、
とても危険な社会かもしれな。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:57Comments(0)日記