2010年07月28日

中小企業の後継者

ある中小企業の経営者は、自分の子供を絶対後継者にしないという。
その訳は、事業を継続するには、世界一高い相続税を払い。
そして、これも世界一高い所得税を払い、しかも海外と競争して頑張れという。
会社は株式会社といって、額面は有限責任なのに、実態は、社長や親族が
保証人で、家屋敷すべて担保に取られているので、無限責任。
一度でも失敗しようものなら、まわりの袋叩きのようにされて、2度目のチャンスが
ほとんど無い。そんな国で、企業を興すのは余程お人よしか、よほど馬鹿だ。
と言っていた。赤の他人の生活を守るために、自分の身を削る思いをして、
経営者をやっている。
しかし、その経営者自身は、その父親を尊敬して、後を継いだという。
なかなか含みがある言葉だ、しかし、この国の役人と政治家の経済音痴は酷い、
他の国の様に、相続税をゼロにして、所得税を他の国並にすれば、
すぐ中小企業は元気になり、税収もすぐ増えるのに、まるで共産国家の発想の
バラマキで歓心を買おう、そして企業に増税とは、この国から
儲かっている企業を追い出そうとしている様だ。
いい加減にして欲しいもんだ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 16:21Comments(1)中小企業