2010年07月14日

経営の最大リスク

ここの所、色々なところで中小企業の経営者とお話をする。
現在の様に変化の激しい時代には事業転換や、業種転換などが必要
なのだが、その方法や道が見つからない。
やらなければならないことは判っている。
しかし、糸口が見つからない。なんとか食えてるから何もしない。
もたもたしてるうちにニッチもサッチも行かなくなる。
それを「ゆで蛙」というのだが、多くの企業はこの状態にある。
そのなかでありながら、事業転換を成しとげた経営者の話を聞くと、
皆さん魅力的な経営者だ、好奇心が強く、明るく、前向きで、
そして異口同音にいうのは、多くの失敗もしたが、本当のリスクは
何もしない事だ、という。
騙されたり、馬鹿にされたりも多くしたが、問題に誠実に向かい合ってると、
助ける人や協力者が出てくる。
すると、ある時から非常に良い方向にむかう。
そういう事だった。
なるほど、と感心しながらお礼を言って帰るのだが、
全経営者共通しているのは、会社の外まで送ってくれて、しかも、
車が見えなくなるまで立っている。
全く恐縮するのだが、全員がそうだった。
そうか、経営の最大のリスクは経営者なんだ・・・・
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 13:12Comments(1)中小企業