2010年09月07日

偉大な経営者

フォードの自叙伝を読んで、今更ながら感動したのは、自分が苦労したので、
多くの人を豊にする仕組みとしてフォードシステムを作った。
それによりアメリカが豊かな国になった。
松下幸之助は、その自叙伝を読み、皆が豊になる「水道哲学」をつくり、
人々を豊かにする事で多くの人の支持を得た。
しかし、後にアメリカ経済は、誰かを犠牲にして豊かになろうとする経済になり、
一握りの勝ち組と、大多数の負け組みが肩を落としている国になった。
日本には、それを真似する経営者も多いが、しかし、
幸之助さんの描いた、皆が豊かにになる努力をしている中小企業の経営者がいる。
それが救いだし、そんな人達がもっと光を浴びて欲しいものだ。
本物の経営者は、上場しても会社の軽トラックで移動する社長だった。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:37Comments(2)中小企業

2010年09月06日

変わるもの、変わらないもの

最近、変革の時代とかで、変わらなくちゃというメッセージだ多い。
確かに変化が早くて、昔なら20年もった事が、10年になり、
5年になり3年になった。
だから、最新に状況を把握してそれに対応をして行かねば、
取り残される現象が起きている。
特に経済活動で情報を持っていない企業はみじめだ。
パソコンが嫌いだからネットで情報も見ないでは、経済の中では孤児になる。
かといって、マニアは困りものだ、自分の主観のみで情報を把握する。
客観性のない情報を振りまかれるのも困る。
その中で思うのは、経済で信じられるのは実体経済だ、
額に汗をして物を生む中にこそ経済の原則がある。
多くに理屈をこね回して、ペーパーで利益をあげる様な事は、必ず弾ける。
最後は、生産が実体経済の基本。
実体があってのサービス、サービスは、それのみでは存在できない。
ものづくりを忘れた日本にならない様にと思う。
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:26Comments(2)中小企業

2010年09月03日

ピンクレディー復活

ピンクレディーの二人組みが完全復活するそうだ。
我々と同世代で50代だと思うのだけれど、よく体形を維持していると思う。
しかも、あの激しい振り付けをすべてやるとか、良くやるもんだと思う。
しかし、回りの男連中が将来を憂い暗くなっている中で、
女性パワーは凄い。常に現実の中で力を発揮する。
イエスキリストも言っている。「明日の事を思う必要は無い。」
そう、明日の事は、明日にならねば解からんし、思い悩んでる暇があるなら、
いま出来る事をやるべきだろう。
フレー、フレー、ピンクレディ。
ところで、ピンクレディって、静岡出身って知ってた?  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:09Comments(3)日記

2010年09月02日

牛丼の味

最近牛丼戦争がすごいらしい。
吉野家さんは、松屋さんとすき屋さんに挟まれて苦戦しているらしい。
大企業の値下げ合戦。
吉野家は新メニューで攻勢をかけるとか、いやはや凄いもんだ。
しかし、こんな状況だと町に零細な牛丼屋があったら大変だろう。
絶対値段競争じゃ、この3社にかないそうも無い。
やっぱり、味となじみと愛嬌か。
普通の店は生き残るは、大変だ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 13:21Comments(1)日記

2010年09月01日

ノーブリスオブリージュ

ノーブリスオブリージュという言葉を聞いた事があるだろうか、
語源はフランス語なのだが、英語化している。
意味は、「強者の責任」又は「エリートの責務」などともいい、
武士道とも翻訳される。
なぜ、こんな事を書いたかというと、東京にある身障者が過半数を占める会社
しかも、健常者と変わらない給与で定年が65歳。
それを定年を上げようとしている。
70才の定年にしようとしているという話を聞いたからだ。
その会社は日本理化学工業、法政大学の坂本教授の本の「日本でいちばん大切にしたい会社」
の先頭に出てくる会社。
その話を聞きながら、多くの中小企業の経営者が感動して、
思った事が「ノーブリスオブリージュ」。
思えば遠くへ来たもんだ。
と思いながら、リストラをしたり、されたりしながら心がすさんで行った企業がなんと多い事か。
坂本教授が「リストラをする会社、下請けを泣かす会社の品物を買うな。」
全く同感と思った日。
成果主義は、強い物勝ちだけでなく、強者の責任も伴うものだ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 18:00Comments(2)中小企業