2011年01月18日

数字の魔術

経済の事を調べていると、客観的な事実を表すのに数字が使われる。
勿論、経済以外でも使われるのだが、これがくせもの。
使う側の意図を確かめないないと、数字によって騙されてしまう。
例えば、有効求人倍率が、1.0を切っている、と言えば仕事が無いと思う。
しかし、それは大企業の事で、中小企業は4~5程度あるのだ。
しかも、日本企業の9割以上は中小企業なのだ、大企業はインターネットで
簡単にエントリー出来る時代なので、とりあえず応募する人も多い。
中小企業は、一生懸命募集しても人がこない。良い中小企業も沢山あるのだが、
本人が良いと思っても、親や、学校が反対する場合もある。
SONYやPANASONIC、TOYOTAも昔は中小企業なのだが、
5万人と言われる、大卒就職浪人も、多いと思えるかもしれないが、
お隣の中国では大卒の就職浪人が累計500万人なのだ。
5万人の諸君、500万人が輸入されても、生き残れる力を付けてくれ。
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:34Comments(1)日記