2011年07月11日

モノマネ中国

パクリ新幹線が故障したというニュースがあった。
最近の中国の製品の品質の良さは、日本が特許を日本国内で出したものを真似して、
それを日本以外の世界に特許として申請しているという。
ひどい話だが、テレビのコメンテーターはしたり顔で、しかし、日本も昔、同じ事をしてきたから
仕方ないですねぇ、などと言っている。
しかし、このコメンテーターは本当の事を言って居ない。
当時、外国製と同じものを作るときは、気が遠くなるほどの著作権料を取られた。
それに中には契約書で引っ掛けて、でたらめなものを押し付けるケースも多かった。
戦敗国の日本は、あえてそれを受け入れてきた。
それと、中国・韓国などと日本の技術立国のベースは全く違う。
戦前の時点で既にアメリカ・ヨーロッパと肩を並べていた日本のモノづくりと、
過去のまったくそういうことがなく、戦後日本から、賠償の一環などと言いながら
技術を覚えていった国を同列にするなど、歴史感が無いとしか言いようがない。
特に中国は、軍事技術は、当時のソ連から、そしてスパイを通じてアメリカから
かすめとったものだ。
日本人はかつて、そのような事をやった事はない。
今日本の企業では、特許を申請しない。なぜなら中国企業が悪知恵を使って
自分のものにしようとするからだ。
すべてブラックボックス化して中国対策をしている。
そんな現実を知らずにノー天気なコメンテーターもいたものだ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:16Comments(0)日記