2011年07月23日

中小製造業を守らねば

経済資料を見ながら思うのだが、この国の経済はどうなるのだろうか、
震災が起きて、超減税でもして産業を活気づかせるどころか、増税の話。
原発悪者説で、すべての原発が止まったら、製造業などは成り立たない。
大企業が遂に見捨てて海外へ、(もっとも大企業は海外には進出しているので、人やモノの
現地調達が増えるだけだけど。)中小の下請け企業はリーマンショック以降がたがたで、
倒産寸前の企業が多い中、電気は使うな、親会社は海外から調達、しかも増税。
ある人の統計では、半数は倒産すると言っていた。
それでなくとも、日本の就業人口の9割は中小企業なのだ、それがなくなったら、
現在以上に就職難になる。
しかも、今の若者が起業する例は年々下がっている。
つまり、公務員と一部大企業以外就職先がなくなるという事だ。
ギリシャがその状態だ、ドイツが援助しない限り破綻する状況でやっている。
確かに国民の大半が公務員で、税金を納める人がいない。
脱税が横行して、堂々とレシート発行値段と無レシート値段があるという。
誰も働かず税金で食う人間だけでは破綻するのは当然だ。
いつからこの国は、汗水流して働く人間を低く見るようになったのだろう。
ホワイトカラーとブルーカラーなどという言葉があったが、
食べさせてもらっているのは、どっちなのか考えれば解りそうなものだ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 12:31Comments(0)中小企業