2011年08月18日
中小企業は海外へ出る意味などない
円高や関税の問題で海外に出る必要があるなどと言っている中小企業があるが、
もしその理由だけで海外で生産しようとすれば失敗する。
確かに中国などは人件費などは日本の1/10〜1/3だ。
(頭脳労働者は賃金が高い)
しかし、製品に対する人件費の割合はどうだろうか。
色々な工業製品を知っているが、最も人件費の割合が大きくて定価の30%だ。
中国で生産する事を考えて定価の20%引きで出荷したとして、そこに運賃がかかる。
ある社長が言っていたが、一回の手直しの為に日本に送って日本人に頼むと足が出てしまう。
という。
それなら、なぜ中国に出て言ってしまったのだろう。
はっきる言えば、経営の怠慢だ。(少々言葉がきついいが。)
それを思うのは、日本人の工業製品の生産性は20年前は世界一だった。
今は世界14位だ。生産は当時と比べても約半分位になっている。
つまり、当時の生産性を維持していれば、海外に出なくても十分競争になっている
はずなのである。ここに日本の中小企業のマイナスの遺産がある。
大企業がQC、TQCなどと必死の努力をしてきて、それについて行って生産性を上げた所は、
少しぐらいの為替の変動はカバー出来る。
また別の企業がら受注しても価格競争力がある。しかし、その時景気に浮かれて
生産性の向上の努力をしていないと、たとい仕事が日本に戻って来ても
採算は、永遠にあわない。どこまでいっても赤字だけなのだ。
生産性の向上は続けて努力していくものであるはずだ。
だから世界中どこに行ってもそれは変わらないのだ。日本国内で言葉が通じて
一体感を持った人達とのほうが努力しやすいはずである。
文化レベル、学歴も高い人材がまだまだ国内に多くいるのだから。
もしその理由だけで海外で生産しようとすれば失敗する。
確かに中国などは人件費などは日本の1/10〜1/3だ。
(頭脳労働者は賃金が高い)
しかし、製品に対する人件費の割合はどうだろうか。
色々な工業製品を知っているが、最も人件費の割合が大きくて定価の30%だ。
中国で生産する事を考えて定価の20%引きで出荷したとして、そこに運賃がかかる。
ある社長が言っていたが、一回の手直しの為に日本に送って日本人に頼むと足が出てしまう。
という。
それなら、なぜ中国に出て言ってしまったのだろう。
はっきる言えば、経営の怠慢だ。(少々言葉がきついいが。)
それを思うのは、日本人の工業製品の生産性は20年前は世界一だった。
今は世界14位だ。生産は当時と比べても約半分位になっている。
つまり、当時の生産性を維持していれば、海外に出なくても十分競争になっている
はずなのである。ここに日本の中小企業のマイナスの遺産がある。
大企業がQC、TQCなどと必死の努力をしてきて、それについて行って生産性を上げた所は、
少しぐらいの為替の変動はカバー出来る。
また別の企業がら受注しても価格競争力がある。しかし、その時景気に浮かれて
生産性の向上の努力をしていないと、たとい仕事が日本に戻って来ても
採算は、永遠にあわない。どこまでいっても赤字だけなのだ。
生産性の向上は続けて努力していくものであるはずだ。
だから世界中どこに行ってもそれは変わらないのだ。日本国内で言葉が通じて
一体感を持った人達とのほうが努力しやすいはずである。
文化レベル、学歴も高い人材がまだまだ国内に多くいるのだから。