2011年08月22日

適材適所

適材適所という言葉があるが、最近の日本の会社ではこの事が
おざなりになっている気がする。
適材適所という事は、限られた人材の長所を生かし、チームで活動した時に
最高の結果を出そうというものだ。
人材不足の中でも、一度とった人材を丁寧に育てて、その人のもっている最高の
能力を引き出そうとしていた企業が、現在では即戦力を求めて、
少しでも力不足ならすぐに見切るという様な人材の活用法になってきている。
しかし、日本の企業の歴史をみていると、必ずしも優秀な人ばかりでないけれど、
すばらしいチームワークで、海外の優秀な企業と戦ってきたのだ。
即戦力だからといって海外から人材を集めている企業もあるが、
昨今、スポーツで、なでしこジャパンが勝つところや、女子バレーがロシアを破る
ところをみると、適材適所のチームワークこそ、われわれが目指さなければ
ならないものではないかと、思うこのごろ。
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:00Comments(0)中小企業