2012年02月28日

日本の技術

エルピーダメモリーが倒産したという。
これで日の丸半導体は韓国勢に完敗という訳だ。
テレビでも負け、半導体でも負け、これからどうなるのだろうかという議論があるが、
テレビも半導体の技術開発したのは日本。そして長い間トップにいたのも日本。
しかし、これらは完全にコモデティ商品(大量販売の安売り商品)となり、
遅かれ早かれ無くなるものだった。騒ぐほどの事ではない。
問題は、こんな時、日本のモノづくりは海外に出て、為替と人件費が安い所で競争せよ
という意見だ。
このコモデティ商品は、いずれは大量生産の勝負になる。その時、韓国の様に国策で金を
投資したり、中国の様に無尽蔵の人間を投入されたら、一民間企業が争えるモノにはならない。
最後には、韓国から中国、そしてインドに移るものだろう。
日本の技術は、新しいモノを産み続けれる技術。新しい付加価値を見つけてこそ意味がある。
苦しくても、コモデティ化商品など相手にせず自分達の強みを生かして
勝負して貰いたいものである。
そして、「技術移転」などという美名の元に、韓国・中国に技術を盗まれない様にしないとね。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:41Comments(0)日記