2010年03月09日

無税国家論

無税国家論というのを、昔松下幸之助が出した時、時の政府や知識人と
言われる人から、いわれの無いほどのバッシングを受けたと聞いている。
曰く、経済学の素人だから、小学校しか出ていないから、年をとってボケたからetc
その時、私自身も変な人としか思わなかった。
無税で国が成り立つ訳がないと、しかし、杉並区長の山田さんがなん年後かに杉並区を
無税にするという発言を聞いたとき、「なるほど」と思った。
杉並区は、ここ10年というもの累積の借金を返済するために、税収の1割を当てていた。
そして、頑張って返し終えた。
だから、今年からその分を貯蓄したら、10年で税収と同じになる。
それを運用すれば、利益分を税収としてとらなくて良い。
最後は無税となって、子孫に迷惑をかけない。という事だという。
そうしたら、非難ゴウゴウだそうだ、石原都知事は、都からの補助を減らすと言うし、
区議からは、そうなって無税になったら別の区から人がなだれ込んで、
損をするという。さて皆さんよーく考えてください。
都知事、区議の言うとおりの未来を子孫に残したいでしょうか?
私は夢の有る将来にしたい。その為に今出来る事がしたい。
悪さをする人は、どの時代にもいるでしょう。
そうそう、山田区長は松下政経塾の幸之助さんから訓示を受けた最後の弟子。
この考えは、幸之助さんの置き土産。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 14:38Comments(0)日記