2010年03月25日

郵政国有化

小泉さんが民営化した郵政を、国有化するという。
あの時の議論はなんだったのだろうか、
実際に郵便局は、ほぼ無試験の国家公務員で、一生懸命働いている職員は、
アルバイトというのは良く見かける。
ある郵便局で、一人の職員が2つ位の仕事をして忙しく働いていた、
お客が列になり、順番を待っていた。
働いている職員の後ろで、知り合いの人とゴルフの自慢話をしていたのが、そこの局長。
私の様な中小企業の親父は、自分が働くのは当たり前なので、その局長に、
「待っているんだから、窓口やりなさいよ」と言った。
その局長は、露骨に嫌な顔をして、不承不承窓口業務をはじめた。
郵便局で不愉快な思いをしたのは、これだけでは無い。
民営化した時、金融と郵便は窓口が違うという事で、金融のところに人が並んでいるのに、
郵便の人間は、あくびをしている。
まるで、「お前達が民営化したからこうなる」と言ったような風情だ、
しかし、普通のサービス業であるなら、別会社であっても契約を交わし、相手が忙しい時に、
手伝う様な事は、普通に考える。
働いては損だとは考えず、相手のサービスを考えるのだ。
山奥の年寄りに対するサービスが出来ないという事なら、
ソーシャルビジネスを考えれば良い。
そういう事に興味や意欲のある若者は、山といる。
むしろそのような若者のビジネスチャンスを失くさないで欲しい。
郵政国有化の話を聞いて、郵便局の後ろの席でゴルフの練習をする局長を浮かべるのは、
私だけだろうか。
その人達の人件費に税金を使われたくないものだ。
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:26Comments(0)日記