2010年05月25日

太公望

今日は天気も良く釣りには絶好の日和。
小学校、中学校時代などは、いまの季節から釣りの季節が始まり、
夏休みの終わりまでが、釣り三昧と言える時期だった。
それ以後は、高校、大学、社会人と忙しい日々を送って来た、
今も何とはなしに忙しいのだけれど、ふと釣りの事を思い出した。
子供の頃、清水港の岸壁に座り、鯵やサバなどを釣りながら、
後50年もしたら、会社を定年退職して、またここでこうして釣り糸をたれ、
日がな一日富士山を眺めて、海風を受けながら、晩酌のつまみを釣っているんだろうなぁ
と夢想していた。考えてみたら、今その年に近い。
でも毎日日々の生活に追われ過ごしている。
日々富士山を眺めながら太公望を決め込んでいたら生産性が
低いのかもしれないが、太公望の逸話に出てくる賢人は悠々と釣り糸たれて
いたとという。
もしかしたら、悠々と釣り糸をたれるのは非常に良い瞑想なのかもしれない。
ロジカルシンキングの教授が言っていた。
整理整頓したなかでは、新しい発想は生まれない。
頭の中でオモチャ箱をひっくり返して、それを眺めている事で、発想力は身に付くと、
言っていた。
瞑想は、私にとっては何も考えない事ではなくて、めちゃくちゃ沢山の事を考えるでも
なく眺める事。そんな時間だと思う。やはり年何回かは、釣り糸をたれないといかんのかな。
しかし、私の友人に、ここ何年か(20年来)毎土日釣りに出かけている奴がいるけど、
「お~い、お前はやりすぎだ。人生かんがえろぅ」・・・
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 14:44Comments(0)日記