2010年05月29日

元気な年配者

少し前まで、飲み友達とも言える元気なお年寄りがいた。
戦争中は海軍の将校で、戦後はロボットの発明をしていた方だがいたって元気な人だった。
80歳を超えても、飲みにいこうと誘ってくれて、一緒に行くとスコッチをオンザロックで飲む。
若い私は、水割りでチビチビ、しかもその先生、タバコは両切りのピースを缶で持ち歩きプカプカ。
当時私は、1mmのセブンスターライト(今は止めましたが)
その先生に、お体大丈夫ですか?というと、わしらの時代は、若くして才能がある人間は結核で死に、
元気な奴は、戦争で死ぬ。
だから、80歳まで生きてきた人間は奇跡に近い長寿命だ、運の強さも尋常じゃない。
君らの時代の様に、未熟児でも病院で生き延びさせられた人間と強さが違う。
君のほうこそ、やわな体なんだから、大事にしろ。などといわれて妙に納得した覚えがある。
最も、その先生もその後、突然の死を迎えた訳なのだが、先生の論にも一理あるような、
今の様に、ネガティブに生きている人が多いと、どこかで平均余命が下がってくるのでは?
などと考えたりした。
しかし、80歳を超えた元気な年配者は本当に多い。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 16:29Comments(0)日記