2010年11月15日

中国進出

風邪をひいて、2~3日休養をとっていたら、NHKで中国へ進出しようとしている
個人と中小企業をドキュメントでやっていた。
個人は、ある電気会社の商品開発部長が早期退職した51歳、日本国内に就職先が無く、
中国に活路を見出そうとしている。中国企業からに条件は、自分のノウハウをレポートにして
提出、良ければとると言う事だ、そのレポートを出すと、その人が居た企業の秘密も、
その人の積み上げてきた実績も、すべて解かってしまう。
ためらいながら、提出したが、いま現在返事がないという。
もう一つは、中小企業で、中国に環境技術の製品の売り込みに行った。
どこも相手にしてくれないので、中国企業にノウハウをすべて出し、その企業が作ったものを
販売する事で、中国に進出しようとしている。
なんか、近い将来丸裸にされて帰ってくる、中小企業と、ノウハウだけ取られた、技術者が
帰ってくるのが目に見える様だ。
韓国企業も参入しているが、彼らは政府が事務次官クラスを交渉にあたらせて、
国が担保する事で、中国企業に勝ち逃げされない様に睨みを利かせている。
タフな中国企業と交渉に仕方をあの国は解かっている。
日本は、日中友好といいながら、民間外交と言っているが、世界一戦略が好きな
中国人、その次に戦略を考えているアメリカ人、戦略を持たず、技術があれば
世界で信用されると思っている日本人。
なにをかいわんや、という気分だった。
あ、また熱が出た。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:55Comments(2)中小企業