2010年12月07日

12月の雨

今朝は、一瞬の土砂降りがあった。
その雨で目が覚めたが、それだけでなく気温もそれと同じ様にあがった。
もう師走だというのに、会社ではまだ暖房もいれていない。
今の時期ってこんなだろうか、と思いながら会社に来る。
そういえば子供の頃、正月に気温が20度あった時があった。
もう50年近い前だろうか、最近は天気がおかしくて温暖化だの、いや寒冷化だの
いっているけど、50年をサイクルでとらえれば、たいして変化してない気がする。
騒ぎ立てる事で、なにかの利得だあるような、きな臭い気がする。
昔から日本人は自然のあるがままを楽しんで愛でていたんだろう。
人間も自然の一部。自然を変えるなど、どだい無理な事だと思うのだが。
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:39Comments(0)日記

2010年12月06日

50歳の覚悟

土曜日に大学院の帰りに、新幹線で教授と一緒になった。
教授は弱者を守る国づくりのテーマで、中小企業の発掘をおこなっている。
もう40年同じテーマでやっている。
最近は「日本でいちばん大切にしたい会社」で本や講演で引っ張りダコだが、
昔は随分不遇の時代があった。私もその時代も知っている。
正論をいう人なので、多くの敵を作った事もあっただろう。
しかし、話をしていて、おっしゃっていたのが、死ぬまでの間にやらなければ
ならない事の半分くらいは出来たかも知れない。
もう少し頑張らねば、とうい事だった。
本人は物狂いの世界とも言っているが、その言葉には説得力がある。
私自身最近まで、のんべんだらりと生きてきた。
しかし、50の坂を越えて、フト思ったのが、全く何もしていない自分自身だ。
あと何年生きるか、ゴールが見え隠れするのに、このままでいいのだろうか。
そんな事が頭をもたげてくる。
なにが出来るか、やるがけやらねば生まれてきた甲斐ももない。
そんな事を考えた。この教授の40年間の覚悟が本物だから
人を動かすのだろう。多くの人が賛同するのだろう。
しかし、日本人の中には、どう生きるかの「覚悟」が少なくなったのだろう。
でも、多くの人は、その「覚悟」に呼応する。
教授の様な人が核となり、少しづつ良い社会を作る運動が広がる実感がある。

  


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2010年12月04日

師走

今日は論文のまとめの為に担当教授にみてもらう日
論文のスピードが鈍いと言われ、恐縮。
しかし、仕事しながらプロの先生と同じ量を期待されても・・と思う。
勿論、口には出さないが、
それにしても、鬼のような量の文書の山を作らなければならない。
まぁ折角手にした勉学のチャンスなのだから心行くまで楽しもう。
などと自分を納得させている。
もしかしたら、この勉強が今生の最後かも、
50歳過ぎたおっちゃんの勉強はそれ位の覚悟がなくてどうする。
自分との戦いの日々。
でも楽した~い・・・・・・  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 17:47Comments(0)日記

2010年12月03日

聴く耳

昨日のブログで余り御褒め頂くと、有頂天になってしまいそうで、
恐縮しています。
今日は、聴く耳についてなのだが、論文の関係でヒヤリングに行った企業の
ボイスレコーダーを聞きなおしていた。
その場ではメモしてレポートにまとめてあったのだが、聞きなおして愕然とした。
レポートに纏めた内容以上に相手の方が話してくれていたのだ。
レポートと見合わせると、自分の聞きたい結論の所を聞いて居て、
相手の方の素晴らしい本質を見逃していたのだ。
今回、ボイスレコーダーを持っていった事が最大のヒットだと思ったが、
普段の生活もそうなのかも知れない。
回りが素晴らしい助言をしてこれても、自分の聞きたい所しか聞き取っていないのかも
しれない。
本当に聴く耳の訓練をする必要がある事をかんじた。
人生すべてボイスレコーダーと一緒では無いから。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:52Comments(0)日記

2010年12月02日

人間の景色

司馬遼太郎が著作の中で「人間の景色がいい」という。
この言葉は、私が一番気に入ってる言葉だ。
たぶん西郷隆盛が勝ち目の無い西南戦争の大将に祀りあげられ、
なにも言わず最後の武士として腹を切ったときの事だろうと思う。
私が感じる人間の景色は少し違うかもしれない。
中学生の時、学習塾で、ある先生の授業を受けた。
老年と言える先生で、英語をドイツ語発音していてのを覚えている。
その先生は、背筋を伸ばし、いつも背広にネクタイ。
ワイシャツは、だいぶ古いものではあるのだが、毎日洗たくされ、アイロンが
されているのが解かる。常に真剣に話をされる。
この人を見たとき、常に真剣勝負、そして生徒をなめてない。
そして一年間それを通した。
後で別の先生が言っていたが、その先生は、定年退職をされた大学の先生との事。
その凛とした姿を思い出すとき、人間の景色という言葉を思い出す。
個人的に私は、ジャージで授業する教師は嫌いだ。
体育の教師ならわかるが、正装で正面から向き合わずに、
どうして規律や、尊敬を教えるのだろう。
学級崩壊は、そんな所が根っ子ではないだろうか。
子供は感受性がある、本当に真剣な相手は肌で解かる。
知識だけなら、パソコンで十分だと思うのだが。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:18Comments(1)日記

2010年12月01日

年寄りの時間、若者の時間

老人に用事を頼まれた。
忙しいという思いが一瞬頭を掠めたが、すぐ思い直した。
叔父に頼まれた用事があったが、急に亡くなり、果たせなかった。
請けた時には、2~3ヶ月以内にやって置けばいい、と思っていた。
しかし、悲報は突然訪れた。
そうだ、年寄りと若者は時間が違うのだ。
残された一分一秒が、無限にある(気がしてる)若者とは違うのだ。
時間をいとおしむように対応しないと、また後悔する。
だから老人の用事は最優先。
まぁ、出来る限りだけどね。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:53Comments(0)日記