2010年12月31日

大晦日

今年は大晦日までブログを書くとは思わなかった。
しかし、今年1年を振り返ると、よくやって来たと思う。
色々な問題が噴出し、仕事上での危機感も尋常ではなかった。
その事を思い出してみると。「いまここにある事」の大切さだ。
何気ない一日が、とても愛おしく思える。
自分の愛する人や物を守り続ける事の大変さを身をもって感じた1年
来年はいい年にするぞ、という思いを出してこそ、無事に過ごせるのかも知れない。
それでは、皆様にとって、日本にとって、世界にとって良い年でありますように。
良いお年を・・・  


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2010年12月30日

チリの落盤事故

今年の明るい話題の中で、チリの落盤事故から33人が無事生還という話があった。
もし自分が落盤事故で閉じ込められたらというのは、想像したくもない状況だ。
今日テレビの番組で、実は、あんな綺麗ごとではなくて、
地上に出るシャトルに乗るのは、全員が先頭を争ったそうだ。
全員が自分が残ると言ったのは作り話だそうだ、そして、いまだにうなせれたりする人も
大勢いるようだ。
さもありなんと思う。政府には政府の都合があり美談をつくりたいだろうが、
本当の現場の人はたまったもんじゃない。
しかし、だからと言って、彼らが無事生還を果たした英雄行為がかすむ訳も無い。
人間がきれい事だけで生きているわけも無い。
しかし、全員が耐え忍んで頑張って、一人の死者も出なかった事は奇跡の名に恥じない。  


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2010年12月29日

景色の良い人

もう15年位経つだろうか、私が尊敬する先生がなくなって、
その人は学校の先生でも、講師の先生でもなかったが、つい「先生」と
言ってしまう。ロボットを作っている会社の社長であり、ロボット工学の博士で世界的な権威でもある。
回りは尊敬をこめて「先生」と呼んでいた。
とても気さくな人で、30歳以上年下の私に「飲みにいこうぜ」と誘ってくれた。
ウイスキーは、スコッチのダブルをロックで、タバコは両切りの缶ピーを。
年齢は80歳近かったが、意気盛んで、酔うとドイツ語で歌を歌い。
アインシュタインの相対性理論の欠点を説明してくれた。(私には理解できなかったが)
痩身で背が高く、背筋を伸ばして歩く。
一度、待ち合わせの所に歩いて向かっている先生を眺めたときに、惚れ惚れしてしまった。
たぶんイギリス紳士とは、このような姿をしているのだろう。
大またで、それで静かによどみなく歩く。
それこそ80年の人生を刻んできた生き方そのものなのだろう。
そして、15年前の年末、「来年一緒に仕事するんだからしっかり準備しとけよ」
と言って別れたのが最後の言葉だった。
正月明けの初出社の日に突然亡くなった。
80年の人生をあっという間に閉じてしまった。
年末を迎えて、ふっと最後の言葉を思い出してしまった。  


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2010年12月28日

仕事収め

官公庁は今日仕事納め。
うちの会社も特に脈略もなく同じに、しかし、そんな時に限り、ゆっくり話せるからと、
クライアントから打ち合わせの連絡。
まぁ、そんなもんでしょう。どうせこの休みは、論文書き一辺倒になりそうだから。
しかし、師走になり、ちゃんと辻褄を合わせる様に寒くなってきた。
来年は間違いなく来る。
そして、来年に向けて一言「人間万事塞翁が馬」。
やれる事は限られている。それをすべて行えば、「殺せるもんなら殺してみろ。」
と居直るしかない。
そんな事を考えながら仕事する毎日。  


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2010年12月27日

一年の重み

当社の良く来る老経営者は88歳になる、90歳になる母に話したら、
「遊びに行く所があっていいねぇ」と言っていた。
確かに、男性で88歳でカクシャクとしているのは稀だと思う。
この経営者は、月に一回数人の経営者を集め当社で勉強会をしている。
そして、いまだに最新の経済の動向について説明をしてくれている。
時たまブログのネタにも使わせてもらう。
12月の勉強会の帰り際、「来年も(勉強会)出来るといいなぁ」と笑顔とともに、
帰っていった。
わたしも、「そうですね。」と答えた。彼の年齢からして、1年1年が勝負だ。
いや、むしろ一日一日が真剣勝負なのだ。
そして、私達中小企業も、生き残りをかけて、一日、一日が真剣勝負だ。
その両方をかけて、「来年出来るといいなぁ」なのだ。
まず、この一年なんとか過ごした。来年も火の出る様な一年になりそうだ。  


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2010年12月25日

日本経済建て直し

先日ある人に日本経済はどうすれば建て直しが出来るかうかがった。
製造業では、製造能力が需要を30兆円上回っているとか、
なので、その30兆円分の製造能力分弱い企業をぶっ潰して強い企業
だけを残そうとしたのが、小泉改革で、30兆円分金を印刷しているのがアメリカの
対策だという。アメリカの様な対策をすると弱い企業も生き残るが、それも一つの
方針らしい。
しかし、今の日本は、小泉改革は止めにして、金も印刷していない。
なにも方針が無いので、大企業は海外に出るし、中小企業は潰れていく。
能力の無いリーダーが政治を牛耳ると、こういう事になる。
今度の選挙で選ぶ人間はよほど気をつけないと、国がなくなる。
困ったもんだ。  


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2010年12月24日

目をつぶるまでに

先日、講師の先生の集まりがあり、今年退院?(と言っている。)する先生の
送り会があった。その中で、多くの先生は退職後も顧問の様な形で
現場をやりたいと言っていたが、一人の先生は、思いっきり読書をしたいと
言っていた。
知り合いの方が、非常な勉強家で、講師として教壇で講義中脳溢血で亡くなった。
そして、葬式が終わり、遺族の方から世界中の良書と言われる蔵書が寄付された。
その中には本人が読んでない蔵書が沢山あったそうだ。
その人の思いを感じたその先生は、60歳も幾つか過ぎた自分が、
いつ目をつぶるか解からない(亡くなるの意味)。
だから、その蔵書の山に挑みたい。
「目をつぶるまでに」と言っていた。
それを聞いて最もだと思いながら。先生で残って欲しい人は辞めて、
むしろ、どうでもいい先生(失礼、本音)が教壇に立つのが世の習いか・・・
しかし、私も、目をつぶるまでに・・・  


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2010年12月22日

ガンダムが日本を救う

宇宙から来た敵をガンダムが迎え撃って・・・
なんて事でなく、東静岡駅のガンダムを見たけど、本当に良く出来ている。
中国でハリボテの偽ガンダムが出来たけど、あわてて壊している様だ。
これらを観て、日本の工業技術の行く末が解かる気がする。
プラモデルは、今中国製が安く出回っていて、商売にならないという。
しかし、ガンダムのプラモデルは、堅調な様だ。
それもそのはず、初期の物と比べると、その精度がまるで違う。
だから高くても、マニアの人に売れている。
中国の技術では、とても追いつかない。
そして、ガンダムについては、ブランドを非常に大事に守っている。
今回の中国の偽ガンダムも、ガンダムのブランドのガードの堅さに恐れをなした
とも聞いている。
基本的に日本人は気前がいい。少しぐらい真似てもOKとしてきた。
それを利用して、韓国勢や中国勢が売上を伸ばしてきた。
そろそろ、同じ土俵に上げないと、韓国勢に負けた様に、中国勢にも負ける。
ガンダムは、その戦い方を示してくれている様に思う。  


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2010年12月21日

戦艦ヤマト

宇宙戦艦ヤマトを観てきた。キムタク、黒木メイサが出ていて、
いかにもという気もしたが、それなりに面白かった。
昔に比べ特撮技術も上がった事もあり、ビジュアルもアニメに近づける工夫が
あるようだ。
観て思ったのは、昔の戦艦大和の事だ。
映画を観に来た人達は、若い人が多く観終わった後で、ストーリー展開について
熱く語っていたが、私の年代は、親の年代から大和の最後、特攻して沈没した話を
思い出す。魚雷や爆弾を雨あられと受けて、当時世界最高の戦艦と歌われた大和が
沈んだ。大和はただの巨大戦艦というだけでなく、当時の日本人の
誇りの源だった。
宇宙戦艦ヤマトの作者松本零士氏も、その日本人の誇りを残したいという心情だろう。
戦争が良いとは言わないが、戦艦大和やゼロ戦を創った技術に誇りを持つ事は、
基本じゃないかと思うのだが。  


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2010年12月20日

サービス業

今日、S銀行のWEBオンラインサービスで、口座振込みをしようとしたら、
エラーで動かない。センターに確認したら、エラー入力を何回かしたから、
そのエラーが出ているという。そして履歴をみればそれが解から、見てくれという。
見てみたらエラーは、無い。そう伝えたら、困りましたの一点張り。
どうすれば良いのか確認すると、営業店に行って、届出書を書いて提出してくれといった。
それは良いけど、それならこのシステムのバグだろうと言った。
そしたらバグは無いという。でもおかしいだろうと言っても、「済みません」と繰りかえすのみ。
しょうがないので、営業店に行って届けを出してきたが、窓口もなぜ届けを出さなければならないか
こちらに質問するしまつ。小一時間かかってやっと終了。
しかし、腹が立つ以前に、サービス業の凋落がはじまっている事に愕然とする。
先日、S銀行の上層部に聞いたら、一気にリストラをして、営業店の人員を半分にしたという。
そして、ベテランを残さなかったので、事務処理がダメなのだという。
それでいて、事務処理の内容にメスが入らないので、そうなんだろう。
まずハンコからなんとかしないと、改善は無理なんだろう。
そして個人情報。やたらと書類が増えた。
ほんとに無駄書類が多いし、困ったもんだ。  


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2010年12月18日

若者の未来

先日中国で働いている人に話を聞いた時、日本の若者は満ち足りているので、
頑張らない。もっと格差のある社会になれば頑張る様になるといっていた。
しかし、東京で社員教育をしていると、営業社員で顔が曲がっている人(ストレスの現れ)や
マニアルから一言も間違わない様にキュウキュウとしている若い人。
そんな若者を見ていると、これ以上格差を広げていくだけだと、昨日バスで刃物を振り回した様な
若者が、ただ出てくるだけの様なきがする。
だから格差以外の何かが必要なのだろうけど、その何かが解らない。
おじさんとしては、何を頼りに若者に語りかけるのか?
政府の悪口ばかりをいうのもうんざりしているし、
無責任な大人たちに白けているんだろうなぁ彼ら。  


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2010年12月17日

日本人の中国人化?

なんかすごいタイトルに見えるかも知れないが内容はたいしたことないのだが、
昨日、携帯電話会社に、ある件で確認の電話をした。
請求内容を確認するためだが、つながるまで電話口で10分待たされた。
そして、本人確認と称して、住所、電話番号、名前顧客番号、そして入会時のパスワード
まで言わせる。そこまででムカッときていたが、そして請求について質問した。
すると、「何か、問題になる事がございましたか?」という。なので請求の事を確認したら、
当社は正当な事をしてるという。そして、私が書いた書類に不備があるから、そうなったという。
喧嘩を売られた気分になり、正当な質問に対してその受け答えはなんだ、とい事になった。
後で言うのに、先ほどの「なにか~?」こちらに対する質問だという。(書類に不備をしたか?という)
事務処理に不手際があったために請求がおかしくなったというのだ、
わたしは、開口一番「なにか~?」というので、こちらの質問内容だと思ったのだ。
まったく話がかみ合わない。そして、彼は自分に非が無いと言い通す。
不愉快な気分で電話を切った。そういえば、どこぞの銀行の対応もそうだった。
(後にOBに会った時、このブログを見ている訳でもないのに質問された、
窓口の対応を、如何感じましたか?と、正直にいうと、頭をさげられて、上層部も苦労しているとの由)
不備なマニュアル通りでしか受け答えができない。
いずれにせよ、一言謝ってから説明すれば、こじれない話だろうに、
謝ったら自分の負けだと思うのか、その様な言葉聞けない。
将来を託す若者が、こんなのばかりだと、本当に教育が追いつくのだろうか。
日本人の優れた所は、思いやりがあるサービス業なのだと思う。
中国は、強い者勝ち社会だから、そうなのだが、
中国人を教育したほうが、真のサービスがわかる、ようであるなら
まるでブラックユーモアみたいだ。  


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2010年12月16日

最近の中国

中国で30年働いている日本人に最近の中国について伺った。
大学を出ても就職難の学生が300万人、彼らは尖閣列島がどこにあるか、
以前に海も見た事が無い人間だが、政府に不満をぶつけられないのでデモを
するとの事。
学生の就職先企業は、アメリカ、欧州、中国、韓国の順で、日本は最も人気が無い
との事、結果、成績が中以下の人しか日本企業を受験しないとか。
法治国家でなく人治国家である事は変わらない、という事。
中国で成功する企業になるには、日本以上に人を育てる企業でないと、
すぐ止めてしまう。
つまり、日本で人を育てられない企業が中国に行っても、日本人以上に
上司の言動に注目している彼らは、1,000名位の会社でも、1年以内にすべて
入れ替わってしまう、との事。
それらを聞いて思う事は、中小企業が人が育たないと嘆く企業が人数が多い
中国にいっても、まず成功しないだろうとう事だろう。
むしろ彼らの方がストレートに結果を出すだろう。
やはり、まず足元の国内で出来る事がまだまだあるのだろう。  


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2010年12月15日

和の国

私が好きな井沢元彦氏の本によると、日本は和の国だという。
和というのは、宗教感で、多神教のなごりが和という概念を生んでるという。
もっとも悲惨な戦争は、似て非なる宗教の一神教。
例えば、ユダヤ教とキリスト教、キリスト教とイスラム教。
すべて同じユダヤ教の一神教から出ているのに、メシアを信じる信じないで、
相手が殺せる。しかも間違った宗教感だから相手が殺せる。
日本人は、どんな事があっても相手を殺す事は基本的に宗教と反すると考える。
ただ、和という宗教は合議なので決まれば、なんでも出来る。
「赤信号皆で渡れば怖くない」し、戦争をするときは、八幡大菩薩が出てきて、
敵をこらしめる。
いずれにせよ話し合って進めるから時間がかかるし、反応がわるい。
談合も起き易い。
どちらも一長一短がありそうだけど、最近の日本人は短所のみにフォーカスしすぎて
内向きになっているんじゃないのだろうか。
一神教は多数派だけども、宗教の違いで相手を抹殺できるなど、
そんな事ばかりすすめていたら、最後人類は滅びてしまう。
「和」はすばらしい宗教だと思うのだが。
聖徳太子曰く「和を以って尊しとすべし。」  


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2010年12月14日

坂の上の雲

今NHKで「坂の上の雲」をやっている。二年越しの番組だが、
つい観てしまう。個人的には竜馬より好きな番組だ。
司馬遼太郎の本では、2~3回くらい読んでいるが、明治という時代の
熱さを感じる。
当時の日本人が、帝国主義の欧米列強を前に自分の力を120%にも150%にも
しようとして頑張った時代が、どこかユーモラスで明るくそして悲しい。
寿命は短くても、中身の濃い人生を送っている。
現代は、尖閣列島や北方領土、沖縄の海兵隊と、
中国、ロシア、アメリカの野心は今でも変わらない気がするが、
しかし、日本人の対応が熟睡してたり、現実逃避してたりしてみえるのは、
しらけ世代の私が見るからなのだろうか。
  


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2010年12月13日

日本製品復活

ラジオの番組で、売れない時代について発言している人がいた。
曰く、秋葉原に来る中国人観光客は、「日本製」というカンバンがある所に
集まるという、彼らにとっては、日本製はブランドだ。
信用の基本なのだ。農産物についても、高くても日本製を買う。
それが一番安全である事を知っているから、だから日本製品を輸出すればいい。
という事だった。それはいい確かに視点だと思う。
イスラム圏の国からも日本の会社に食品を作って欲しいという依頼も多くきている
という。日本人の清潔意識と几帳面さは、他の国では真似ができない。
この国の強みである事は間違いない。
戦略とういと、難しい横文字で考えているけど、他の商品との違いをはっきりさせ、
それを望む国と相談すれがいい話だろうと思う。
あとは、相手の買いたい金額に合わせる事だけど、
それらを普通に行う人が意外と少ない事が、問題ののだろう。
最後は人材。それで瀧かなのは、今売ることが出来ない人達でなく、
将来売ることが出来そうな人達のこと。  


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2010年12月11日

経営戦略

経営戦略というと、経営コンサルタントと称される人達が、横文字を並べ立てた話を
あり難く、講演会などで聞かせるビジネスという気がする。
本を出して有名になったコンサルタントもあれば、無名のコンサルタントもいる。
私が知るコンサルタントの多くが、その人たちで、アメリカのビジネス書やハーバードの論文を
翻訳し、まるで自分が経営してきたのごとく話す。
しかも、流行廃りがあって、新しいものが人気が出ると、急にその理論のコンサルタントになったりする。
私が実際話した経営者の方の多数は、そんなコンサルタントを否定していた。
ある人曰く、コン(きつね)サル(猿真似)がタント(静岡弁の沢山)だそうだ。
日本にも多く参考になる人もいるのに、松下幸之助はいうに及ばず、福沢諭吉、二宮尊徳、上杉鷹山、
翻訳した経営書を読むより、この人達を研究したほうが良い様なきがする。
だいたい本家のハーバードが研究しているるのだから、それをアメリカ人が解釈して日本人に教えるって、
どこか変じゃない。  


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2010年12月10日

寒い日

今朝は、随分冷え込んだ。場所によっては氷点下に下がったらしい。
テレビで政治の話を聞くと、政権政党が分裂とか、来年の春までぐらい
持つかと思えば、なんだかきなくさい。
庶民にとっては、どうでもいいと言いたいけれど、経済界にいる身としては、
ここ数年の企業経営者の苦しみは尋常ではない。
すべて、政府のせいにする気も無いが、せめてこれ以上足をひつぱってくれるなと
言いたい。
雇用を増やす事と、技術の海外移転が矛盾する事に気づかぬ政策だけは
やめて貰いたいものだ。
寒空の下、就職活動で冷え切ってる若者のためにも、年末で資金繰りで
苦しんでる零細企業の経営者のためにも。  


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2010年12月09日

困った人

今日の産経新聞に仙谷官房長官の談話があって愕然とした。
曰く、デフレの原因は、日本企業のオゴリだという。
経済を良くするために、中小企業の海外への技術移転をおこなう。
この人、どこの国のスポークスマンなのやら、少なくとも日本ではないと思う。
私は、デフレは海外の金融機関のマネーゲームの結果であり、
日本企業はそれをやらなかっただけであり、
中小企業は技術移転という名の技術窃盗にあっている。
もっと技術をよこせというアジアの国はあるけれど、
業界によっては、壊滅した業界もあるのに・・・
なにをかいわんや。
「この国は終わった。」という政治家がいたが、ふぅ~
どちらも、どちら、困ったもんだ。  


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2010年12月08日

人の顔

今朝は、テレビでどのチャンネルでも海老蔵の記者会見で、
しかも30分やりっぱなしの状態。いい加減にしろ、と思いながら、
朝の準備をしていた。
歌舞伎役者の名門かの知れないが、アル中の若いお兄ちゃんと
それに集まる同類の飲み仲間が喧嘩したくらいの話が、政治や経済の
動きより重要だとは思えない。
女性は30歳から男は40歳から自分の顔に責任を持てという。
もう、そろそろ、この歌舞伎役者の子も大人になる時期を迎えたという事だろう。
もっとも、50歳60歳でも、大人になっていない人も多くいるけど。
そうすると、大人の定義をせよと、言われる。
私なら、こう答える。金や地位に目がくらんだ大人ででなく、
純粋な小学生や中学生が、こうゆう大人になりたい。と言わせられる人。
という事だと思う。
最も、自分としても道遠いかもしれないが。  


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