2011年09月12日

デフレの正体

日本経済はデフレが進行して居て、銀行に金を預けても大した金利はつかない。
しかし、中小企業の多くは、資金に困り資金が回らないという。
経済評論家は、日銀はもっと金をせっせと擦れという人も多い。
しかし、どうも違う気がしてきた。ヨーロッパとアメリカで金融による破綻が起きて、
よく見てみると、大量にある金が投資先を求めてさまよっているのが現実の様だ。
しかもその金は、投資先を探す力があまり無いのが現実の様だ。
金融危機の原因は、早くに大きい成果を求めて、金は世界中を回った。
その結果、ノーベル賞級の学者が発明したなどと言って、殆んど無価値の債権を世界中に
バラマキ、多くの人の財産を無くさせてしまった。
冷静に見れば、博打を通り越して詐欺としか言えない論理なのだが、
年金を自分達で運営しろなどと、素人に任せたので、それを狙った詐欺が横行しただけの事だ。
真面目に小利を稼ぐより、一攫千金を狙った人達が金を持ったのだ。
そして、海外の新興国にお金が流れている。
中国にもかなり流れたのだが、この国は昔から博打好きの国民。
真面目な仕事で無く不動産バブルを行なっている。間違いなくそれは破裂するだろう。
そして、インド、ブラジル・・・・と金が流れ、今はアフリカへ・・・という訳だ。
だから魅力的な新規事業があれば、お金は間違いなく流れる。
ただ、その新規事業を起こす人が居ない事が問題なのだ。
リスクが伴う事を嫌いな人間には、新規事業は起こせない。やはり教育なのだろう。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:08Comments(0)日記