2011年09月30日

上杉謙信

歴史の本を読んでいたら上杉謙信について触れていた。
私のイメージでは、戦国武将としては変わり者のの天才と思っていた。
しかし、この人の人となりは魅力的だ。
新潟の友人の所へ遊びに行った時、彼は上杉謙信の信奉者で、そのいわれが有るところを
連れていってくれたが、その頃の私は、駿河は今川義元、そして武田信玄、最後は徳川家康なので、
少し出来がいい田舎の侍という感じで聞いていた。
しかし、この人の人となりは独特だ。戦国時代に一人、信義というものを大事にしたという意味では
本当のただ一人というべきだろう。
命懸けで戦った、武田信玄や北条氏康が子孫に伝えたのは、「もし困ったら、謙信を頼れ、あいつなら
間違いない。」
これを言わしめたのは、上杉謙信という生き方だからだろう。
群雄割拠した戦国時代、天下をとった徳川家以外で明治になるまで続いた数少ない大名の
一つとなった事は、偶然ではないだろう。
今、経済社会が群雄割拠の戦国時代、この時代に上杉謙信という生き方はどうなんだろうか、
秋の夜長、そんな事を考えている。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:58Comments(0)歴史