2011年09月24日

アカシックレコード

昔のインドの考え方でアカシックレコードというものがあるという。
これは、目には見えないけれど存在していて、すべての人間につながっているらしい。
これには、宇宙開闢以来のすべてのモノや人格、動植物の記憶があり、
しかも時間という概念が無く。未来の出来事も記憶されているという。
しかし、普通の人間がこれとアクセスすると、頭が処理しきれなくておかしくなってしまうので、
全く繋がらない様になっている。
しかし、釈迦とかキリストとか、これに繋がることができると、生も死も無い永遠の中に身を置く
事になるらしい。
輪廻の記憶や、予知夢といったものは、それらに一瞬つながる事よって起きてくる。
だからあらゆる聖典や経本は、そのアカシックレコードへのアクセス方法や、そのアカシックレコード
の内容が書かれているというのだ。
ただ、時の権力者や宗教指導者が、自分の地位や利益のために変えてしまったものも多い。
このアカシックレコードにアクセスする方法は、深い瞑想によるのだが、70年代のヒッピー
あたりから、麻薬を使って、イージーに同じ心境になろうとしたらしい。
ただ、麻薬は似た状況は作るのだが、副作用で人格が破壊され、喜びや悲しみを感じなくしてしまう。
それを悪用したのが、オーム真理教事件だ。
秋の夜長、そんな本を読みながら、科学と宗教は近くなった事を思うこのごろ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:00Comments(0)日記