2013年04月19日

アメリカの憂鬱

アメリカで爆弾テロがあり、大統領には毒入りの手紙が届く。
犯人は特定されて来たようだが、黒人大統領に根深い反発があるようだ。
人種差別は、アメリカではタブーだが、根本的に存在する問題だ。
映画でリンカーンが登場するのも偶然ではないだろう。
銃規制の法案をオバマ大統領が提出したが、上院で否決。
大統領は怒りを隠さなかった。しかし、それがアメリカ。まっとうな人間と、
どうしようもない連中が常にせめぎ合いルツボになっている国。
混沌の国というべきだろう。それがおかしい方に振れると好戦的になり、
まともに振れると、銃規制などをやろうとする。
しかし、この混沌が必要だろう。この混沌がなくなった時は、むしろヤバい勢力が
権力を掌握した時だ。中国しかり、大国には民主主義は根付かない、
力で抑えてこそ正義だと中国共産党を起こした毛沢東は言った。
正義など語っていては国は纏まらないという事か。
さてアメリカに本当の正義は根付くのか、まだまだ戦いは続く。
そういえば、私が子供の頃、テレビで初めて衛星放送をするという事で、
テレビを見た映像は、ケネディ大統領が脳みそを吹っ飛ばされるシーンだった。
彼の娘さんが日本大使になるとか、時代を繰り返している気がする。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:25Comments(0)日記