2014年01月27日

格差社会からの警告

群馬の会社で農薬が冷凍食品に入れられ、その容疑者が捕まった。
まだ犯人と決まった訳ではないけれど、ニュースを見ていた。
すると動機の推測が、会社に対する不満だという。
ある情報だと、年功序列から能力主義になり、50、000円給与が下がったという。
会社には、それなりの理由はあるだろうが、もしこれが本当なら
経営陣に問題があるのだと思う。
エリートで年収一千万を超える人の50、000円と低賃金の正社員でもない
中年の社員の50、000円は意味が違う。
もしかしたら彼は、信じていた会社に裏切られた気分だったのだろう。
もしやったのが彼なら、許されざる事なので、しっかり償わなければならない。
食というのは人の命を預かる事だから。
そして企業管理者、人事担当者は猛省の必要があるだろう。
札付きのワルでもない人間が窮鼠猫を噛むような犯行に追いやったのなら、
企業の管理責任は重大だ。
多くの人を使う大企業であるなら、人の気持ちを推測できなけれは、
最も重要な危機管理が出来ていない事になる。
会社を潰すのの最も簡単なのは、地震や津波ではなく、
働き手から敵を出す事だ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 13:21Comments(0)日記