2014年01月17日

師匠の資料

今年の正月は、昨年亡くなった経営の師匠の本を読み直していた。
師匠は90歳で亡くなり、その本も70歳前後で書いた経営の本なので、
ちょっと古いかなと思いながら見直していた。
しかし、読んでいて思ったが、前、読んだ時と随分感想が変わった。
とても新しく斬新なのだ。
どこか先入観で大正生まれの師匠は、軍人でもあり古い発想をしていると
思い込んでいたフシがあった。
たといば、1990年は日本経済、特に経営者にとっては分水嶺だという。
それまで農耕型で行っていた経営では時代についていけなくなり、
狩猟型に変えなければいけないとなっていた。
確かにそうだ、今の時代を生き抜くには、積極的な仕掛けをしていかなければ
企業は衰退する一方だ。
それこそ安倍首相が言っていた積極的平和主義と同じで、
積極的生き残り経営をしなければ、この難局を切り抜けられない。
コンサルでお邪魔する経営者に一番に欠けているのが、これで
今更ながら、師匠の慧眼には恐れ入った。
戦いの勝ち方を伝えてくれていたのだ。
まだまだ遠く及ばない、我ながらいい年をして困ったものだ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:22Comments(0)日記