2016年06月15日

グローバル化の終焉

経済はグローバル化すると良い事があり、
生活が豊かになるなどと騙されて、とどのつまりは格差社会になった。
元々、グローバル化の元祖は、欧米による植民地政策によるものだ。
南米やアフリカ、アジアに進出して植民地を作り、その富を国内に運ぶ。
その植民地が無くなった現在は、金融をテコに金融植民地を造る。
企業を株主のものにして、その株を欧米資本が握る。
そうすれば、その企業の利益をすべて根こそぎ吸い上げるのだ。
解りやすいのは、韓国であり、アメリカの金融資本の手の中にある。
国民はいくら稼いでも、結局、国には落ちず一握りの韓国人の資本家と、
株主であるアメリカの金融資本家のものになる。
そこまでは、大航海時代と同じなのだが、違うのは金融資本家は、
自国に税金を落とさず無国籍のふりをして、税金のがれをしてきたのだ。
税収を上げられない国は、弱者救済は出来ない。
しかし、民主主義国家(中国は違うが)一人一票だ。
弱者救済が出来ない国は、政情不安となるのだ。
今のアメリカ、イギリスがそうだ。
イギリスはユーロから抜けようとする事と、
アメリカの大統領選がそれを示している。
パナマ文書は、アメリカの政府が国を正常に戻そうとするキーワードだろう。
グローバル化は、国のために仕掛けた戦略だ。
しかし、個人の企業が、その果実を独り占めするなら、
その機能は終わりだ。
さもなければ暴動が起き、国が転覆する。
民主主義国家は、弱者を税金で救済出来るから価値がある。
これで暫く間グローバル化は無くなるだろう。
日本は、公共投資とガラパゴス化で良い。
間違っても海外で稼ごうと思わない事だ。
そうそう、日本に寄生している通名外国人はいらないよね。
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:22Comments(0)日記