2011年12月16日

日本を見習う中国?

今日ニュースを見ていたら、中国では転職を考えている人達がどんどん増えているという。
その理由は経営者や管理者が従業員を酷使し、「食わせてやっている」意識が高いのだそうだ。
そこで中国政府が日本の経営者を見習えと言っているらしい。
日本の経営者は、部下と良くコミニケーションをとり、管理者も威張らず部下の面倒を見る。
不況だからとと言って簡単には首を切らない。なのだそうだ、
中国政府に云われると面はゆい感じもするが、本質は間違って居ない。
前にも書いたのだが、日本人従業員は真面目で従順なのである。
中国、韓国の従業員はそうはいかない。国民性としてはもっと激しい、納得しなければ
言うことを聞いてくれる相手ではない。
だから、日本だと働いてくれる人がいないから、中国、韓国に出ると言うのは、基本的に無理な事だ。
中国、韓国で成功している日本企業は、日本でも従業員が逃げ出さない、
そして居心地の良い企業であり、そういう経営者、管理者がいる企業なのだ。
特に中国は、人を見るお国柄だ。
人治国家と言われて来た国だからだ。
だから、東北の震災の時、自分の身を犠牲ににして中国人労働者を避難誘導した中小企業の
経営者の事が、驚きと賞賛で迎えられたのだ。
最近特に思うのは、まず経営者は原点に帰り、人間力を磨く事をちやんと行なっているか、
それが良い会社にする最も近道の様だ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:40Comments(0)中小企業