2013年10月23日

そして父になるを観て

映画館で「そして父になる」を観た。
最近の映画で時間が気にならなかった位のめりこんだ。
面白い映画だった。ストーリーは6年前に生まれたわが子が産院で取り違えた話だ。
わが子(と思った)子を手放して、全く違った環境に育ったわが子(実の)を迎える
複雑で切ない話だ。
福山演じるエリートが、わが子にダメ出しをもらったり、リリーフランキーのダメおやじが
子供の琴線に触れるのがうまかったり、結局、ほぼ想像どうりの結末なのだが、
それはそれで飽きさせない時間が過ごせた。
父親や母親になるのは、物理的には出来ても精神的になるには時間がかかるものだ。
それは学校の成績でもなく他人の評価でもなく、子供が評価する。
そんな当たり前の大人になる事の難しさと、最近ニュースで良く見る「子殺し」の反対で、
どこかほっとする普通の大人の映画だった。
子役は皆天才というが、まったくだ。
今度は「おしん」でも観に行こうっと・・・  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 12:40Comments(0)日記