2010年01月14日

元気の良い中小企業

前回がネガティブな話だったので、元気の良い中小企業の話。
神奈川の車の販売店、こんな経済状態でも増収増益、お客さんが増えている。
社員さんの創意工夫が、すばらしくお客さんを感動させるサービスがあるのだけれど、
そうなる理由には、経営者の人柄が反映している。
家族運に恵まれなかった人だったので、社員の一人一人の自分の子供の様に接して、
家族経営をしている。
ある日、パートの事務から経営幹部になった女性が亡くなった。
不遇な時代に親身になって経営を支えてくれた女性の家族に1億円を持って
その家族に渡そうとした。
しかし、家族の方は固辞されて、結局、ほんの一部しか受け取ってもらえなかった。
なので、そのお金の中から、基金をつくり、社員の福祉に役立てている。
そして、社長室には、その女性の笑顔の写真が飾られている。
社員はその後ろ姿を見ているのだろう。
社員一人一人が、真に、やる気の会社は悪くなりようがない様です。
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:15Comments(0)中小企業